短気な人は、器が小さい訳では無い。 ​短気を改善する方法について。

​短気な人は、器が小さい訳では無い。

​短気を改善する方法について。

 

 

 

 

短気、キレやすい人は、器が小さい訳では無いです。

しかし忍耐力という器が小さい事は確かでしょう。

 

間違えてはならないのが、人間性の器が小さいと言う訳では無いという事です。

 

例えば、忍耐力の器が小さい短気な人でも、他人の子供を我が子のように面倒を見ることができる人も居ますし、人の欠点にその場では怒っても結局は寛容に受け入れる人を割と見かけます。

 

それは、むしろ器が大きいと言える面です。

人情家であり、情緒が豊かだからこそ、怒りの感情もはっきりと出やすいのです。

 

 

一方、短気ではなく穏やかな人は、忍耐力の器は大きいかもしれないです。

しかし、感情はコントロールができても、情緒に乏しいことが多く、何処と無く飄々としていてあっさりとした印象が強いように思います。

 

 

人の性格は多面体であり、器の大きさは容易に測れないのです。

 

 

と、ここまでは短気な人の良い面を挙げましたが、次に短気な人の欠点について述べます。

 

 

短気な人と言うのは、実はいい人なのにすぐに怒鳴ったりして、勿体無いと言う印象です。

 

とは言え、短気な人から短気な面が消えてしまうのは、若干心配な気もします。

 

何故なら、短気な人は忍耐力に対する耐性が無いのに怒らずにいると言う事は、どこかでため込んでいるか具合が悪いのではないかと思うからです。

 

 

短気を治すには

 

短気を治すには、幾つかポイントがあります。

 

まずは、物事を良いほうに受け止めることです。

例えば、社交辞令の挨拶に対して、

”表面的”と思わずに、関係性を穏やかに保つために言ってくれた言葉かけなのだと解釈したり、

相手が電話のかけ直しやLINEの返信が無い場合は、ないがしろにされたと思わずに、きっとすぐに反応ができないほど忙しいのだろうと解釈したり、

謙虚な受け止め方をするだけでも、かなり短気は控えられます。

 

又、欠点より長所を伸ばすことが良いでしょう。

欠点を治すことを意識し過ぎてしまうと、ストレスがかかるので、それならばその他の長所に着目した方が、自分への自信に繋がり、改善が早くなるのです。

 

 

宮 ありさ